このツールについて
3Dプリント時間見積もりツールは、モデルの体積・積層ピッチ・線(押出)幅・プリント速度の4つの数値から、FDMプリントの所要時間を素早く見積もる無料のブラウザ内ツールです。スライサーを開く前の手早い確認に使え、ローカルで計算され何もアップロードされません。
本手法は、エクストルーダーが一定の体積速度でプラスチックを吐出すると想定します。流量 = 積層ピッチ × 線幅 × プリント速度(mm³/s 単位)。モデル体積(cm³ から mm³ に換算)をこの流量で割ると素のプリント時間が得られ、移動/オーバーヘッド率が非プリント動作・リトラクション・加速の分を加算して、見積もりをより現実的にします。
積層ピッチや速度がジョブの長さをどう変えるか比較したり、バッチの概算に使えます。あえてシンプルな流量ベースの見積もりであり、スライサーの数値は外周・インフィルパターン・冷却待ちを考慮しますが、計画には十分近く、設定を調整すると即座に更新されます。
よくある質問
プリント時間はどう計算されますか?
モデル体積を体積流量で割ります。流量 = 積層ピッチ × 線幅 × プリント速度(mm³/s)。20 cm³ のモデルを 0.2 mm 積層・0.4 mm 幅・60 mm/s で流すと 4.8 mm³/s となり、オーバーヘッド加算前でおよそ 70 分になります。
なぜスライサーは違う時間を表示するのですか?
スライサーは外周とインフィルの速度差、インフィルパターン、移動動作、リトラクション、加速の制限、冷却の一時停止を考慮します。本ツールは単一の流量見積もりなので概算として扱い、差を埋めるにはオーバーヘッド率を上げてください。
オーバーヘッド率には何を入れればよいですか?
中実の押出ではない移動動作・リトラクション・加速の時間を加算します。ほとんどの部品には 10〜20% が適し、小さな島が多く移動の多い複雑なモデルはより高くなります。
モデル体積はどこで得られますか?
ほとんどのスライサーやメッシュツールが表示しますし、概算することもできます。cm³(ミリリットルに等しい)で入力すると、ツールが内部で mm³ に換算します。すべての計算はブラウザ内で実行されます。