このツールについて
IBU計算機は、各ホップ投入からビールの苦味を国際苦味単位(IBU)で推定する、ブラウザ完結の無料自家醸造ツールです。仕込み量と煮沸時比重を入力し、TinsethまたはRagerモデルを選び、ホールホップかペレットかを選択したうえで、最大3回分のホップ投入について重量・アルファ酸割合・煮沸時間を入力します。各投入がもたらすIBU、合計、そして苦味対比重(BU:GU)比を表示します。すべての計算はブラウザ内でローカルに実行されます。
Tinsethモデルはホップ利用率を U = bigness × 煮沸時間係数 として計算します。ここで bigness = 1.65 × 0.000125^(OG − 1) は高比重の麦汁での抽出低下を、煮沸時間係数 = (1 − e^(−0.04 × t)) / 4.15 は煮沸が長いほどアルファ酸が異性化することを表します。投入あたりのIBU = U × AA_decimal × グラム × 1000 / リットル です。Ragerモデルは代わりに U = 18.11 + 13.86 × tanh((t − 31.32) / 18.27) をパーセントとして用い、1.050を超える場合に比重補正 (OG − 1.050) / 0.2 を適用します。ペレットホップを選ぶと、ホール(毬花)より効率よく抽出されるため、利用率に約1.10を掛けます。
計算例として、6%アルファのホップ28 gを、OG 1.050の20 Lで60分煮沸すると、Tinsethでは約19 IBU、Ragerでは約26 IBUになります。2つのモデルは正当に異なるため、いずれかを選んでレシピ全体で一貫させてください。Tinsethは低めに出る傾向があり、より広く使われる既定です。実際の苦味はホップの鮮度、煮沸の激しさ、ワールプール時間にも左右されるため、この数値はラボ測定ではなく十分に較正された推定値として扱ってください。