このツールについて
酵母添加量・スターター計算機は、きれいで予定通りの発酵に必要な健全な酵母の量と、パックが不足する場合に作るべきスターターの大きさを推定する、ブラウザ完結の無料自家醸造ツールです。添加量が少なすぎると酵母にストレスがかかり、オフフレーバー、エステル、発酵停止を招きます。多すぎると個性が弱まります。仕込み量、初期比重、ビールのスタイル、酵母パック数とその経過日数、スターター方法を入力すると、必要な細胞数、利用可能な細胞数、推奨スターターサイズを表示します。すべての処理はブラウザ内でローカルに実行されます。
この手法は、比重をPlato度に P = −463.37 + 668.72 × SG − 205.35 × SG² で変換し、次に添加率 M(百万細胞毎ミリリットル毎°Plato)を適用します:エール 0.75、ラガー 1.5、高比重ビール 約1.0。必要細胞数(億)= M × 量(mL)× P / 1000。新鮮な液体パックは約100億細胞を保持し、1日あたり約0.7%減少するため、生存率 = 1 − 0.007 × 日数、利用可能細胞 = パック数 × 100 × 生存率 です。不足がある場合、ツールはスターラー式・断続振とう式・無撹拌式のスターターを、それぞれ1リットルあたり約100億、50億、25億個の新規細胞という近似成長で推定します。これは正確なラボ値ではなく実用的な計画上の推定です。
計算例として、1.050のエール20 Lは約12.4 °Platoで、約186億細胞が必要です。30日経過した液体パック1個は生存率約79%を保つため、約79億しか供給できず、約107億の不足が残ります。これはおよそ1 Lのスターラースターターに相当します。十分に酸素を含んだ麦汁へ適切な温度で添加してください。また、ドライ酵母パックははるかに多くの細胞(約200億)を含み、スターターがほとんど不要である点も覚えておいてください。